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あるAnonymous Coward 曰く、 米プリンストン大学の4年生がCERN(欧州原子核研究機構)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のハードウェア設計のバグを見つけたそうです(本家/.より)。 同大学の物理専攻のXiaohang Quanさんは卒業論文に取り組んでいた際、粒子加速器のハードウェア設計に計算ミスがあることを発見したという。卒論はLHCにおける様々な粒子の流れ(ジェット)の識別基準と、物理解析に最適なアルゴリズムに焦点をあてた研究だったとのこと。発見されたバグは像が二重に結ばれる原因となっており、修正されればジェット識別基準の絞り込みにかかる時間が短縮されるのではないかと見られている。 彼女は教授らとともにCERNの年次カンファレンスに出席し、ハードウェアの設計者たちとの話し合いにも参加したそうですが、カンファレンスでは学部の4年生であることに驚かれることが多かったそうらしいです。 昨年9月に稼働を開始したものの、大量のヘリウム漏れによって稼働停止したLHC。その直接的な原因はハンダ付け不良だったそうですが、再開までの間にほかにもいろいろとバグが出てくるかもしれませんね。

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